保険に関するQ&A
歯科では、どうして保険の効かない治療があるのでしょうか?
誰もが抱く疑問でありながら、この質問に納得のいく答えはなかなか得られません。厚生労働省で話を聞くと、「最新の技術やアメニティにかかわる医療以外は、基本的に保険で給付されます」と答えられますが、アメニティというのが曲者です。そこを尋ねると「必要な治療は保険、快適さや美しさを求める場合には保険でできないことがあります」という答え…。
こういう込み入った話は、ズバリ直言している人に聞くのが一番です。というわけで、医療ジャーナリストの秋元秀俊さんにお答えいただきました。
- Q1. どうして保険の効かない治療があるの?
- Q2. 保険の治療は、自費に比べて質が良くないの?
- Q3. 前歯の金合金は材料差額があるのですか?
- Q4. 歯医者さんによって、保険でできること、できないことって違うの?
- Q5. 歯のクリーニングは保険でできないの?
- Q6. 歯ぐきの外科治療でも、保険がきかないのですか?
- Q7. 保険の入れ歯の方が良いこともあるのですか?

NPO法人 医学ジャーナリスト協会理事
著書の「『歯科』本音の治療がわかる本」(法研)は、1994年発刊以来今日まで10万部を超えるロングセラー。保険と自費の問題について、ズバリ分かりやすく説明されています。